最近、SNSで大きな話題になった投稿があります。
ある女性が「離婚してから、自分が思っていたより性格が悪かったことに気づいた」と綴ったもので、元夫に対して「なんで忘れたの?」「それは分かった。じゃあなんで?」と、納得できるまで理由を聞き続けてしまっていた、という内容でした。
この投稿に、既婚男性から「読んでてつらい」「うちの妻の文章かと思った」という反応が相次いだそうです。
うちも「話し合おう」と言われて始まったはずのやり取りが、いつの間にか自分が答え続けなければ終わらない尋問に変わっていく。
永遠に「なんでなんで?」が続くあの不毛なやり取り。
いつも妻側に正解があって、こちらはその答えを出さないといけないようなやりとりは、今覚えば全部無駄でした。
「詰められる」なぜ妻が答えを持っている前提なのか?
多くの男性が語る「詰められた」経験には、共通するパターンがあります。
何か一つのきっかけ—約束を忘れた、連絡が減った、態度が変わった—について「なぜ?」と聞かれる。答える。でもその答えでは納得してもらえず、また「なぜ?」と聞かれる。「なんとなく」と言っても、「私だってこんな話したくないけど、あなたがのせいで終わらないんだよ」と返される。
つらいのは、内容そのものより「否定され続けている」ことだと思います。相手が求めているのは事実の確認ではなく、相手自身が納得できる「正解」であることが多く、その正解が本人にも見えていないケースが少なくありません。
だから何を答えても「それじゃない」と却下され続ける。まるで自分の中に答えを持たない問題を、延々と出題され続けているような感覚で、人格否定をされているのと変わりません。
これは、女性側からの立派なハラスメントです。女性側が一方的に問題を作って、一方的に炎上して、一方的にイライラしているだけです。
私自身の体験談
うちも、いつも「話し合いをしましょう。」と言われ、質問に答えると、「わかった・・・でも」と必ず「でもでもでもでも、そんなの関係ねー」と否定が入り、そのうち「なんであなたはそうなの?」「なんでそんな考えなの?」、「なんで普通に考えられないの?」と人格否定ばかりでした。
一番、面白かったのは相手の言っていることをホワイトボードの書いて理路整然とロジカルに相手の主張が破綻していることを説明した際に「私は感情で話をしたいの!!!」とブチ切れられたことです。要は「相手を否定して優位に立ちたい」というのが女性の狙いで、話し合いや解決は求めてないのだと思いました。
まだ、相手に対して愛情や好意がある時なら良いのでしょうが関係が冷め切っている時や忙しい時には、どうでも良いので会話にならないですし、会話したくないですよね。
ただ、心優しい男性の場合は「自分がおかしいんじゃないか?」、「自分に原因があるのではないか?」と思い込んでしまい、さらに悩んでしまうこともあるのだと思います。もし、私と同じような状況の男性がいたら、間違っていない、あたなはおかしくないと伝えたいです。
男性は防御にならざるを得ない
この「尋問」に対応するには、男性は防御しかないと思います。
相手は、絶対的に自分が正しいと思って議論をふっかけては来ますが、所詮何が話したいのか、何が正しいのかもわかっていないなので悪魔の証明の近く、こちらが何を言っても解決することはないからです。
男性からすると「自分の言っていることが理解してもらえない」という無力感もあり、何を伝えても却下されると、意味がないと感じてしまいます。
そしてもう一つ、これが一番根深いかもしれませんが、「黙る・逃げる=悪いこと」という構図の中で、自分の防衛反応そのものが責められる感覚です。疲れて言葉が出なくなることは、決して不誠実さの証明ではありません。相手がおかしいのです!この感覚を冷静に持つしかないと思います。
これらを「自分の性格が悪いから起きること」だと思い込む必要はありませんし、会話の中で、片方が「納得」を最優先にし、もう片方がそれに応え続けなければならない構造になっているとき、答える側がどれだけ誠実であっても、相手が悪いと思います。
解決策はあるのか
このテーマに「正解」はないと思います。妻の「なんで永遠ループ」に入ってしまうと、これに付き合うのか、逃げるのかしかないと思います。結局、付き合った場合も最後は話に合いにはならず、どちらかが逆上して終わりになるケースが多いと思うので不毛であると思います。
専門家に相談すべきポイント
度を超えたやり取りはハラスメントです。
こうしたやり取りが日常的に続き、心身に不調が出ている場合や、「自分の言い分がまったく通らない」「常に自分だけが悪いことにされる」という状態が長く続いている場合は、一人で抱え込まず専門家に話してみることをおすすめします。夫婦間のコミュニケーションの偏りについては、カウンセラーや臨床心理士が第三者として整理を手伝ってくれます。また、これが原因で夫婦関係そのものの見直しを考え始めている場合は、離婚問題に詳しい弁護士に早めの段階で相談しておくと、今後の選択肢を把握しやすくなります。
おわりに
「話し合いができない人」と言われると、自分に問題があるのではないかと考え込んでしまいがちです。ですが、話し合いという名前がついていても、実際には片方が納得するまで終わらない構造になっているのだとしたら、それはもう対話ではなく、負担が一方向に偏ったやり取りです。そう感じたことがあるなら、その感覚を信じてもいいのだと思います。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。個別の状況については、必ず弁護士や専門家にご相談ください。
