誰か、ロマンテック❤️止めて、ロマンテック❤️
AIも暴走してしまうこのご時世、結婚していても人を好きになってしまうことなんて当然かもしれません。
不倫関係の相手に、「ひょっとして、今、再婚意識している?」とか、「この人と一緒になれたら」という思いが日ごとに強くなっていく—そんなことありますよね。
冷静と情熱の間で揺れながら、夫婦関係の冷え込みだけが確かな現実として横たわっている。悩ましいですね。
この記事でわかること
- 婚姻中に他の人へ気持ちが向いたとき、まず「やってはいけないこと」とその理由
- 感情・夫婦関係・離婚という3つの問題を分けて考える整理法
- 行動を起こす前に確認しておきたい判断軸と、専門家に相談すべきタイミング
まず知っておきたいこと—気持ちそのものは責めないで!
不倫相手と再婚する確率は10%程度というデータもあるようです。一時的な気持ちの高まりだったからか、タイミングの問題なのか・・・
「誰かを好きになってしまった」という感情自体は、コントロールできるものではないということです。
長く冷えた夫婦関係の中で、自分を認めてくれる相手に心が動くのは、人間として自然な反応です。
問題は感情ではなく、その感情のままに行動するかどうかです。ここを混同すると、取り返しのつかない事態を招きます。
行動する前に知っておくべき法的リスク
不貞行為は「有責事由」になり得る
一般的には、婚姻中に配偶者以外の人と肉体関係を持つことは「不貞行為」とされ、法律上の離婚原因(民法770条)のひとつに該当し得るとされています。つまり、関係を先に進めてしまうと、あなた自身が離婚の原因を作った側——いわゆる「有責配偶者」と評価される可能性があります。
有責配偶者からの離婚請求は認められにくい
ここが最も重要なポイントです。一般的には、自ら離婚原因を作った側からの離婚請求は、裁判所では簡単には認められないとされています。過去の判例では、相当長期の別居期間など厳しい条件が考慮される傾向があると言われています。
つまり、「新しい人と一緒になりたいから離婚したい」という順番で動くと、離婚そのものが遠のくという逆説的な構造があるのです。さらに、不貞行為が認定されれば慰謝料請求の対象にもなり得ます。金額は状況により異なりますが、経済的にも精神的にも大きな負担になります。
「まだ何もしていない」段階が最も重要
逆に言えば、まだ一線を越えていない今この瞬間が、最も選択肢が多い状態です。ここから先の行動次第で、あなたの立場は大きく変わります。
3つの問題を分けて考える
この状況では、本来別々の3つの問題が頭の中で混ざり合っています。
問題1:今の夫婦関係をどうするか。
新しい相手の存在を一旦脇に置いたとき、今の結婚生活はどうでしょうか?一時的な気の迷いか、相手が現れる前から関係は破綻していたのか。それとも、不満はあっても続いていく関係だったのか。
問題2:独身でもその相手と再婚するか
仮に独身になって選べる自由が出たら、その相手と結婚するか?他の人も見てから決めるか?で迷うなら、離婚して再婚はおすすめできません。男性は、独身になると思った以上に出会いの機会も増えますし、「バツイチなんですよ・・・」の一言がモテるので冷静に判断したいところです。
動く前に確認したい5つのこと
- 時間軸を長く考える:今の感情の高まりがずっと同じ強さで続いているか。重大な決断は、感情のピークでしないことが原則です。ある意味、最初の結婚も気持ちが昂って結婚を決意して失敗したのですから(と自分に強く言いたい!)
- 順番を守る:関係を進めても、法的にも金銭的にも自分が不利になり得ます。
- 子どもへの影響を独立して考える:子どもがいる場合、離婚と再婚は子どもにとって別々の大きな変化です。自分の幸福と子どもの安定を、両方テーブルに載せて考える必要があります。
- 経済的な全体像を把握する:不倫は思ったよりお金がかかります。好きな人に見栄を張ってしまいがちですし。今後の、財産分与・養育費・慰謝料リスク・二重生活のコスト。感情が先行すると、この計算が甘くなりがちです。
- 秘密の代償を見積もる:隠れて関係を続ける生活は、想像以上に消耗します。露見したときに失うものや、作戦、覚悟を持って対応しましょう。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。個別の状況については、必ず弁護士や専門家にご相談ください。
