あの感覚、わかります。離婚してからしばらくたって、ふと気づいたら、休日は「誰とも話をしていない」「誰かから連絡も来ない」という状況になっている。
社会的にはつながっているはずなのに、なぜか「自分はひとりだ」という感覚が胸のどこかに居座り続けている。それが離婚後の孤立の、リアルな姿だと思います。
この記事でわかること
- 離婚後に男性が孤立しやすい構造的な理由
- 「孤立」と「孤独」の違いと、その感情に名前をつけること
- 孤立を和らげるための、小さな第一歩
なぜ男性は孤立しやすいのか
婚姻中の「社会的つながり」の多くは家族経由だった
多くの男性にとって、婚姻中の社会的なつながりの多くは「家族」を軸に形成されています。子どもの学校の親同士のネットワーク、配偶者の友人との交流、家族で参加する地域のコミュニティ—これらは離婚によって、一気に断たれることが多いです。
仕事上のつながりは残っても、「プライベートなつながり」がほとんど家族経由だったと気づく男性は少なくありません。
男性は「悩みを話せる関係」を作りにくい
一般的に、男性は女性に比べて「感情的なことを友人に相談する」という習慣を持ちにくいとされています。「弱みを見せたくない」「かっこ悪いと思われたくない」という意識が、助けを求める行動を阻みます。
その結果、離婚という重大な経験をしていても、「誰にも話していない」「打ち明けられる人がいない」という状況に陥りやすいのです。実家の家族や兄弟にも、離婚について深く話ができなのが男性なのです。
私自身が感じた孤立
離婚してしばらくは、仕事は普通に行けていました。同僚とも普通に話していました。でも帰宅すると、誰もいない部屋があって、誰とも話さない夜があって、それが週末にも続く。
「別に誰かに連絡すればいい」と頭ではわかっていても、体が動かない。友人に「離婚してさ」と切り出す言葉が出てこない。「重い話だと思われたくない」という気持ちが邪魔をする。
はじめは、連絡して飲みにも行きましたが、向こうには家族もいて毎週飲みに誘うこともはばかられる。
それが孤立の正体でした。ひとりでいることではなく、「自分のことを話せる場がない」という状態。気がついたら週末はお酒を飲んで寝るだけ。そんな日々が続きました。
結局は新しいパートナーを見つけること
結局は、人間は一人では生きていけないものだと思います。
とても大変ですが、新しいパートナーを見つけることが一番の平穏だと思います。そんなの簡単に次の相手ができるわけないだろう。そう思う気持ちもわかります。ただ、それを目指して活動するだけで土日のパターンも変わりますし、自分自身を磨くきっかけにもなると思います。
離婚した人専門のアプリもあります。
私は、いきなり男女として付き合うことを目的にしませんでした。それを目指すと、こちらもギラギラしすぎますし、がっつきすぎるので、もっと気楽な方がいいと思います。
その分、気軽にいろんな人に会えましたし、正直タイプじゃない人が来ても気になりませんでした笑
その中で、暇な夜に食事をしたり、お酒を飲む相手になれる人もけっこういました。そういう友達的な人を目的にマッチングアプリを使うのはおすすめです。
孤立を和らげるための小さな第一歩
「完全に打ち明ける」必要はない
孤立を解消しようとすると、「誰かに全部話さなければ」と思ってしまいがちです。でも、最初からそんなに重い話をしなくていいのです。
まずは「久しぶり、元気?」という連絡だけでも十分です。「最近ちょっとしんどいんだよね」くらいの一言から、関係が少しずつ温まっていくことがあります。
同じ立場の人とつながることを考える
離婚経験者のコミュニティや、ひとり親を支援するグループには、「同じ経験を持つ人」がいます。そういう場では、「わかってもらえるかもしれない」という安心感が少し違います。
1年間で離婚する男性は18万人いるらしいです。周りにも同じような男性がたくさんいるはずなので、そういう人を積極的に探すのも良いと思います。
「話す」以外のつながり方もある
趣味のコミュニティ、スポーツ、ボランティアなど、「話すこと」を目的にしないつながり方もあります。一緒に何かをするという体験が、孤立感を少しずつほぐしていくこともあります。
何を考えればいいか
- [ ] 離婚後、プライベートな会話をした人が、ここ1ヶ月でいるか
- [ ] 「誰かに話しにくい」と感じているなら、その理由は何か
- [ ] 同じ経験を持つ人とつながる機会を、探してみたことがあるか
- [ ] 「話す」以外の形のつながり(趣味・活動など)を持っているか
専門家に相談すべきポイント
- よりそいホットライン(0120-279-338):24時間、無料で相談できる窓口です。特定の悩みではなく「なんとなく辛い」という状態でも話を聞いてもらえます
- カウンセラー・心理士:孤立感や孤独感が強い場合、専門家との対話が整理の助けになることがあります
- 地域の相談窓口:自治体によっては、男性向けの相談窓口やひとり親支援の窓口を設けているところもあります
孤立は「自分が弱いから」ではなく、「そういう状況に置かれやすい構造がある」から起きることです。一人で抱え込まなくていいです。
もし今、誰かに話したいと感じているなら、よりそいホットライン(0120-279-338)に電話してみてください。24時間、無料で話を聞いてもらえます。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスではありません。個別の状況については、必ず弁護士や専門家にご相談ください。
